こんにちは!!江南市の寺沢歯科医院です!!
今回の歯の豆知識ブログは・・・『あごを育てる』ということについてお話していきます。
聞き馴染みのない言葉ですよね??
“歯を治療する”とか“矯正をして歯をキレイに”などはよく聞くことだと思います。
『あごを育てる』と言われて頭の中が “?” になっていませんか?
実はあごの大きさが大きさと歯の大きさのバランスが歯並びに関係してくるのです。
歯の大きさに対して、あごの骨が小さいと歯が並ぶためのスペースが確保できずに歯並びが悪くなります。
歯の大きさは生まれつき決まっているため変えられませんが、あごの大きさは生活習慣などによって成長を促すことも成長を邪魔することもできるのです!!
ですので、『あごを育てる』ことがお子さまの歯並びを将来キレイにするためにとても大切になるのです。
あごの骨(顔の骨格)の成長が著しいタイミングとは??
さて、あごの骨(顔の骨格)ですが大人になっても成長を続けるということはありません。
身長と同様、成長しやすいタイミングなどがあります!!
このタイミングを逃さないようにすることはとても大切です。
あごの骨は6歳までに80パーセント成長します!!
その後は16歳頃まで緩やかに成長を続けることが多いです。
6歳頃までの成長の時期は、歯並びを考える上でも大切なターニングポイントです。
まとめ
・歯並びはあごの骨の大きさと歯の大きさのバランスで決まります。
そのため、あごの骨の成長の仕方によっては歯並びが悪くなってしまうことがあります。
・あごの骨を少しでも大きく成長させることで、歯並びがよくなる可能性があります。
ただし、あごの骨の成長の時期が決まっており、6歳までに約80パーセントのあごの成長が終わります。ですので、この時期がとても大切になります。
・あごの骨の成長を促してあげることでお子さんが将来矯正治療を必要としないですむ可能性があります!!
・あごの骨の成長を抑制するか、促進するか?はさまざまな癖や生活習慣などによって変わります。
ただし、遺伝的な要因なども関係するため、すべてのケースで矯正治療が不要になるというわけではありません!!ご注意ください!!
次回の歯の豆知識ブログでは、あごの骨の成長を邪魔する癖や習慣、あごの骨の成長を促す方法などをお伝えしていく予定です!!
楽しみにしてくださいね!!