こんにちは!!愛知県の江南市の寺沢歯科医院です!!
今回の歯の豆知識ブログの内容は『亜鉛不足で起こるお口の中の症状』についてお話ししていきます。
人体にとってとても大切なミネラルの一つである“亜鉛”についてです。実は、亜鉛は人体で作り出すことができません。そのため、食事などによって外から摂取する必要があるものになります
亜鉛の摂取量が不足してしまうと起こるさまざまな症状とは??
では、亜鉛の摂取量が不足してしまうと起こる症状にはどのようなものがあるのでしょうか?お口の中の症状以外にもさまざまな症状があらわれます。
①味覚障害や舌がピリピリするなどのお口の中の症状が出ます。
②貧血
③毛が抜けやすくなる
④食欲が出ない
以上のような症状が亜鉛の摂取不足であらわれるのです。
①の味覚障害についてですが、亜鉛は舌にある味蕾(みらい)とよばれる味を感じるためのセンサーの新陳代謝に関係しています。
ですので、亜鉛が不足することで味覚障害を起こすと考えられます。
味覚障害を起こすことで、食事をおいしく・楽しく採れなくなり食欲の不振につながる可能性があります。
また、味を感じにくくなるために調味料を普段よりも多く使う可能性があります。
それにより、高血圧や脳梗塞・心筋梗塞の原因になると考えられます。
亜鉛を含む食材にはどのようなものがあるのでしょう??
亜鉛を多く含む食材には牡蠣やレバー、牛の赤肉などがあります。
食品による摂取が困難な場合では“サプリメント”での摂取も検討してみてはいかがでしょうか?
今回の歯の豆知識ブログでは“亜鉛と味覚障害”との関係などについてお話ししていきました。
新型コロナウイルスとの関係は現在のところ明確にわかっていませんが、亜鉛不足にならないように注意しておいて損はないと思います。
気になるような症状がございましたら一度当院へご相談ください。