顔がゆがんでしまい、左右対称にならないのには理由があります! お顔にかかる力について

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こんにちは!!愛知県江南市の寺沢歯科医院です!!
今回の歯の豆知識ブログの内容は『顔のゆがみにつながる力』についてお話ししていきます。
今回の内容は、前回の内容の続きになります。
顔がゆがみ、左右非対称になるには外部から持続的に力が加わることなどが大きく関係しています。
今回はそのような力についてお話ししていきます。

目次

顔がゆがむ、その理由とは?

顔が左右非対称に見えるのは、顔の筋肉や骨格、あごや歯のかみ合わせなどが偏ったり、ゆがんでしまうために起こります。
このことには、顔の周りに外部からの力が持続して起こることが大きく関係します。
外部からの力によって骨格はもちろんですが、歯並びもおおきく変化してしまいます。

この中でも日常生活の中に隠れている、骨格や歯並びを大きく変化させてしまう力にはどのようなものがあるのでしょうか?

日常生活の中に隠れているゆがみの原因とは?

顔の周りに加わる力にはさまざまなものがあります。

頬杖によるもの

片一方のあごに大きな力を加え続けることになります。
授業中などに頬杖をついてしまっている方は多いのではないでしょうか?

うつぶせ寝によるもの

うつぶせ寝をすることで下にしている側のあごに大きな力が加わり続けてしまいます。
顔のゆがみだけでなく、朝起きたときに口を開けにくい・・・などの顎関節症(がくかんせつしょう)の症状にも大きく関係してきます。

バイオリンなどの楽器の演奏によるもの

片方のあごと肩でバイオリンをはさみ、首を傾けて演奏します。
バイオリン演奏は姿勢のゆがみを生みやすく、顎関節症にも悪影響を与えやすいのです。

寝っ転がって本を読む(うつ伏せ状態で)ことによるもの

これは、両あごの関節を痛めるような状態になります。
関節部分を後方に押し込むような力はとても危険です。
私自身も学生時代に寝っ転がりながら本を読んでいたことがきっかけで、急に口が開けづらくなったことがあります。

どちらか一方でものをよくかむことによるもの

片側ばかりでものをかんでいると、そちら側の顔の筋肉が発達します。
それによってそちら側のあごはえらが張った様になってしまう可能性があります。
骨格的なものも関係はしていますが、筋肉だけでも顔は左右非対称になってしまう可能性が十分にあります。

今回の歯の豆知識ブログでは、顔のゆがみ(左右非対称)につながる原因となる力についてお話ししていきました。
顔のゆがみだけでなく、顎関節症や全身の姿勢のゆがみにも関係してくるとても大きな問題です。
特に、眠っている際の姿勢は大きな力を発揮していると思われます。
うつぶせ寝など、ご自身で「これは顔に大きな力が働いているかも??」と思われる場合は、そのクセを修正する必要がありそうですね。
なかなか気がつかないクセもあると思いますので、お友達やご家族にも相談してみてはいかがでしょうか?

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