こんにちは!!江南市の寺沢歯科医院です!!
今回の歯の豆知識ブログの内容は『妊婦さんのつわりがひどい時期のブラッシング』についてお話していきます。
個人差もあるかもしれませんが、妊娠初期(0~15週)でつわりがひどい時は、普段から気持ち悪さを感じ、ハミガキも非常につらく感じる方が多いと思います。
だからといって、歯をみがかないでいるとむし歯や歯周病の原因になります。
つわり時のハブラシの工夫とは??
・どうしてもハミガキができないときは、食後にしっかりとぶくぶくうがいをしましょう。
フッ素やクロルヘキシジンを含むような洗口液の使用をおすすめしますが、難しければ水でもよいでしょう。
・一日のうちで、つわりが軽く体調の良い時間帯にみがくようにしましょう。
理想は食後30分以内のブラッシングですが、体調の良いタイミングでみがくようにしましょう。
・味で気持ち悪くなってしまう場合は無理にハミガキ粉を使用しないようにしましょう。
ハミガキ粉の使用によって嘔吐を誘発しやすいようであればハミガキ粉を使わないで磨くことをおすすめします。
・歯ブラシのヘッド(毛束が付いている部分)が小さいものを選ぶようにしましょう。
よくわからない・・・という方は子ども用の歯ブラシを選んでいただいても良いと思います。
・ブラッシングの時は、歯ブラシを大きく動かさず、できる限り小刻みに動かすようにしましょう。
・顔を下に向けてみがきましょう。
嘔吐感が出にくい方法でみがきましょう。
・ながらみがきをしましょう。
少しでも気をそらすために、『テレビを見ながら』や『入浴しながら』などのながらみがきがおすすめです!!
つわり時の対処法としては、以上のようなことが考えられます。
今回はつらいつわり時のブラッシングの方法についてお話していきました。
つわり中はとても大変で、なかなかハブラシのことまで頭が回らないと思います。
ですので、可能な範囲で、無理なくブラッシングしてみてくださいね。
また、虫歯や歯周病など、気になる点がある場合は一度ご相談ください。