歯のかむ面にあるツノみたいなものの正体、中心結節(ちゅうしんけっせつ)とは??

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こんにちは!!愛知県江南市の寺沢歯科医院です!!
今回の歯の豆知識ブログの内容は『中心結節(ちゅうしんけっせつ)』についてお話ししていきます。

みなさんは中心結節という歯の構造をご存じですか?
これは、歯のかむ面にあるツノのような部分のことです。このツノはすべての人にあるものではありません。
なかなかご自身の歯をしっかりと見ることがないと思いますので、一度ご自身の歯をご覧になってください。もしかすると、中心結節と呼ばれるツノのようなものが見つかるかもしれませんよ?

目次

中心結節(ちゅうしんけっせつ)とは?

歯のかむ面の中心にある、ツノのような突起のことをいいます。
前歯にはこのようなツノはありません。奥歯のかむ面にあるのです。
特に下の奥歯(前から数えて4,5番目の歯)に多く見られます。

中心結節があるとどんなことが起こるの??

このツノのような中心結節というものの中には歯の神経が入り込んでいます。
中心結節とは、かむ面にある細いツノのようなものなので、食事などが原因で折れてしまうことが多いのです。
このツノが折れてしまうことで、歯の中の神経部分がむき出しになってしまう可能性が高いのです。
意外にも、このツノが折れてしまっても痛みが出ないこともあります。
これが原因となり、歯の神経が細菌感染を起こしてしまう可能性があります。
神経が感染してしまうと、歯の神経を取り除く治療が必要になってしまいます。
歯の神経を取り除くことで感染は防げるのですが、神経を取り除くことで歯がもろくなり、歯の寿命が縮まりやすくなってしまうのです。
そのため、この中心結節があるかたは注意が必要になってきます。

中心結節が折れるのを予防するためにできることは?

完全に予防することは難しいですが、折れにくくするために中心結節の周りにプラスチックの樹脂を詰めることで補強をしていく方法があります。

まとめ

今回の歯の豆知識ブログでは、“中心結節”というツノのようなものについてお話ししていきました。
普段お口の中の状態をまじまじと見ることはないと思います。一度確認をしてみていただいて、気になる部分がございましたら一度ご相談ください。

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