こんにちは!!愛知県江南市の寺沢歯科医院です!!
今回の歯の豆知識ブログの内容は『ホワイトニングで得られる効果』についてです。
以前の歯の豆知識ブログでもお話させていただいたのですが、生まれつき日本人の歯の色は黄色っぽい色をしています。
ホワイトニングをすることで、知的で、健康的に見えると思います。
歯を少しでも白くしたい!という目的でホワイトニングをされる方がほとんどだと思います。
ですが、最近になってホワイトニングをすることで他にも嬉しい効果が得られることがわかってきました!!
今回はホワイトニングの効果についてお話していきますね。
目次
ホワイトニングで使われている薬剤“過酸化尿素”の力
ホワイトニングに使用される薬剤としては“過酸化尿素”というものを使用しています。
この薬剤は、50年以上も前にアメリカで歯周病の原因菌を殺菌する薬剤として使われていたものなのです。
1968年に、歯並びの矯正後にマウスピースを装着して歯並びが動かないようにしている患者さんがいました。その方が歯周病になってしまい、歯周病の治療のためにマウスピースの中に歯周病治療として過酸化尿素を含むジェルをマウスピースに注入してその患者さんに装着させたのです。
すると、歯周病の改善だけでなく、歯も白くなっていたそうです!!
これをきっかけに、ホワイトニングで過酸化尿素を使用するようになったようです。
意外にも、ホワイトニング治療のきっかけが歯周病治療だったのです。
それだけじゃない!!ホワイトニングをすることで得られる嬉しい効果!
実は他にも嬉しい効果があるのです。それは・・・むし歯予防にも効果がある!ということです!!
ホワイトニングを行うことで、歯がフッ素を取り込みやすくなるのです。
ホワイトニングを行ったあとの歯は再石灰化(歯の修復)作用が高まります!
そうすることで、むし歯菌の作り出す酸に対する抵抗性が高まるのです!!
まとめ
・ホワイトニングには過酸化尿素という薬剤が使われています。
・その過酸化尿素は以前歯周病治療のために使われてたものです。そのため、ホワイトニングだけでなく、歯周病予防の効果もあります。
・ホワイトニングをすることで虫歯になりにくい強い歯を得られます!
今回の歯の豆知識ブログでは、ホワイトニングで得られる意外な効果についてお話していきました。
ホワイトニングをすることで、むし歯や歯周病の予防ができるなんて意外ですよね!
ホワイトニングに興味のある方は、一度ご相談下さい!