こんにちは!!愛知県江南市の寺沢歯科医院です!!
今回の歯の豆知識ブログの内容は『お子さんの服装での泣き予防』についてお話ししていきます。
みなさんは歯科診療中のお子さんの泣きやすさが服装によっても変化するということをご存じですか?
もちろんその日の機嫌や体調、痛みがある・ない、初めての歯医者で怖い・不安・・・なども関係します。
さまざまな条件がそろってお子さんが治療中に泣きやすくなる可能性があります。
その一つが“お子さんの服装”なのです。
今回はお子さんの服装の中で「この服装は泣きやすくなる可能性が高いぞ!」というものについてお話ししていきます。
目次
お子さんが治療中に泣きやすくなる服装とは??
お子さんが治療中に泣きやすくなる可能性の高い服装が3つあります!
それは・・・
①オーバーオール
②タートルネック
③厚みのあるジャンパー
です!!
この3つの服装は、診療中にお子さんが泣きやすくなる可能性が高いです。
可能であれば、歯医者に行く予定のある日はこれらの服装を避けた方が無難かもしれません!
なぜ、これらの服装は泣きやすくなってしまうのでしょう??
これを考える前に泣いているときはどのような呼吸をしているか?を考える必要があります。
泣いているときの呼吸は・・・
①不規則で
②呼吸が早く
③浅い状態になっていると思います。
泣きながら治療を受けると上手に呼吸ができません。
しかも、歯医者での治療=お口に水がたまる のことが多いです。
治療中はただでさえ苦しくなりやすいのです・・・
ですので、治療の前には①規則正しく②ゆっくり③深い呼吸に誘導してあげる必要があるのです。
話を戻します。
では、先ほどの服装を思い出してみてください。
①オーバーオールを着ている場合
寝転がると肩のベルト部分に引っ張られ胸が締め付けられてしまいます。
そうすると、呼吸が浅くなり苦しく感じてしまいます。
②タートルネックを着ている場合
首がしまってしまうので呼吸が浅くなってしまいます。
③厚みのあるジャンパーを着ている場合
室内に入った際には暑く感じます。そうすると、体温の上昇とともに心拍数や呼吸の回数が増えてしまいます。
診療前にはジャンパーを脱ぐことをオススメします。
これらの服装は、泣きの呼吸に近づけてしまうためにお子さんが泣いてしまう可能性が高まってしまいます。
今回の歯の豆知識ブログはいかがでしたでしょうか?
考えたこともない内容だったと思います。
お子さんが少しでも快適に治療を受けられるように、診療のある日はリラックスできる服装でいらしてくださいね!