年齢ごとで違う?!小さなお子さんの虫歯になりやすい歯はどこ??

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みなさんはお子さんの年齢ごとで虫歯になりやすい歯や場所が違うということを知っていますか?
1~6歳の間でも、年齢ごとに注意して歯を磨いたほうがいい場所が違うのです!
この年齢のお子さんは新しい歯がどんどん生えてくる時期です。
お口の中の環境が著しく変化するこの時期の虫歯予防はとても大切です。

小児の虫歯治療

目次

1~2歳児のお子さんに虫歯ができやすい歯・場所

この年齢のお子さんは上の前歯に虫歯ができやすいです。特に唇側や歯と歯の間(歯間部)に虫歯ができることが多いです。
習慣的な夜間の授乳(哺乳ビンまたは母乳)が原因となることが多いようです。
哺乳ビンの中にジュースやスポーツドリンク、乳酸菌飲料などを入れて頻回に摂取している場合には、いわゆる哺乳ビンう蝕(虫歯)になりやすいです。

2~3歳児のお子さんに虫歯ができやすい歯・場所

この年齢のお子さんは奥歯の乳歯がどんどん生えそろう時期です。乳歯は上下左右で5本ずつ生えており、合計で20本あります。
その中でも、奥2本ずつが虫歯になりやすいと言われています。特に噛む面の溝の部分に虫歯ができることが多いです。
前歯とは違い大きく、複雑な形の歯が生えてくることが原因と思われます。

3~6歳児のお子さんに虫歯ができやすい歯・場所

この年齢のお子さんは乳歯の奥2本の歯と歯の間(歯間部)での虫歯が増えてきます。

このように、年齢ごとで虫歯になりやすい歯や場所が変わる傾向にあります。
では、大切なお子さまの歯を守るためにはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか?

小さなお子さんの歯を虫歯から守るために

乳歯が生えて1~2年間は歯の質(エナメル質)が未成熟で虫歯菌が歯に定着し始める時期でもあります。
この時期に、砂糖入りのお菓子や砂糖を含みpHの低い酸性の飲み物をたくさん食べたり飲んだりする癖がついてしまうと虫歯になるリスクが高くなってしまいます。
おやつの後にはしっかりと歯を磨いてあげることで虫歯のリスクを低くできます。
この時期は母乳や哺乳ビン使用による授乳から離乳食を経て卒乳をし、3度の食事と間食を摂るようになります。
卒乳は遅くとも1歳6か月ごろには完了できると虫歯のリスクを低くできるでしょう。
生活習慣の面では、お母さんお父さんからの歯磨きから、自分で磨く習慣に加え仕上げ磨きが必要になっていきます。
歯間部にはデンタルフロスを使用し、フッ素配合の歯磨き粉や歯磨きジェルを使用しましょう。また、歯医者での定期的な濃度の高いフッ素塗布も効果的です。

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