思春期のむし歯の特徴とは?

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みなさまはむし歯にも増加しやすい時期があることをご存じでしょうか?
その時期とは・・・思春期です!!
思春期、すなわち10代~20歳頃まででは急激にむし歯が増加する傾向にあるのです。
また、理由は定かではありませんが30代ではむし歯の発生にブレーキがかかり始めるのです。
20歳頃まではむし歯が増加する傾向にあり、それ以降は徐々にむし歯になりにくくなっていくのです。

つまり思春期のむし歯の特徴は、「むし歯発生・増加のスパートがある!」ということです。
過去の年齢ごとの虫歯の平均本数の調査(歯科疾患実態調査の年齢階級別1人平均う蝕指数・DMFTの推移)によると、10歳で平均1本程度だったむし歯が20~24歳で平均8本まで増加しているのです・・・。
これほどまでに急激にむし歯が進行していくのです。恐ろしいですね。

残念ながら思春期における虫歯の発生・増加のスパートの原因については理由が明らかではありません。もしかしたら、受動的に受けていた“管理”(保護者による管理など)から逃れ、自分の価値観にしたがって“自立”することで、お口の中の管理意識にも大きな変化が起こるのかもしれません。
これは成長の過程として考える必要があるのかもしれません。その過程の中で、思春期の保健行動は多彩であり、個人差も大きいと考えられます。

思春期にむし歯から歯を守るために気をつけるべきこととは??

一番大切なことは定期的に歯医者に通い、虫歯のチェック・予防を起こっていくことです。
理想的には幼児期から継続的にお口の中の掃除・メンテナンスを行い、フッ素を塗りむし歯菌から歯を守る!ということが大切です!!
思春期のむし歯予防のポイントは、幼児期、学童期、思春期を通じての一貫した歯科医院での予防プログラムの継続が重要だということです。
これには、患者さま本人の協力以外にも保護者の方々のご理解・ご協力が不可欠と言えます。

小学校、中学校、高校、大学と進学していくに従って、部活や勉強、アルバイトなど時間的に拘束されてくる機会が増えてくると思います。年齢を重ねていくに従って歯医者に通う時間を作り出すことが難しくなっていきますが、歯は食事をとるために必要不可欠であり、一生涯使うものです。3~6ヶ月に1度のチェックでも構いません。定期的にお口の中のメンテナンスをして、むし歯にならないように、またはむし歯の早期発見により少しでも大切な歯を守っていきませんか?

私たちに皆さまの大切な歯を守るお手伝いをさせていただけたら幸いです。

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