舌に模様がある・・・溝が深い・・・毛が生えてきた・・・ さまざまな舌の疾患について

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こんにちは!!愛知県江南市の寺沢歯科医院です!!
今回の歯の豆知識ブログの内容は『さまざまな舌の疾患』についてお話ししていきます。
これって病気なの?と不安になる舌の状態。
今日はいくつかの舌の疾患についてお話ししていきます。
ちなみにですが、ドキドキしながら見るのも心臓に悪いと思うので先にお知らせしておきます。
今回お話ししていく舌の疾患に関してはすべて治療の必要がありません!

目次

治療の必要はないけれど、気になる舌の状態

①地図状舌(ちずじょうぜつ)
②溝状舌(こうじょうぜつ)
③黒毛舌(こくもうぜつ)
今回は以上の3つの疾患についてお話ししていきます。

①地図状舌

地図状舌とは、地図のような白と赤の模様が舌の表面に見られる状態のことです。
この模様は日によっても変わることがあるのでとても不思議です。この模様は消えることもあります。
基本的には症状のないことが多いのですが、舌がヒリヒリしたり、違和感を感じるといった症状が認められる場合もあります。

まだ原因がわかっていないのですが、ビタミンBの不足やストレス、不規則な生活が原因ではないかと言われております。

②溝状舌

溝状舌とは、舌の表面にある溝が深く亀裂のようになっている状態のことです。舌がひび割れを起こしたような状態になります。
こちらも自覚症状がないことが多いのですが、溝に汚れがたまることで、炎症が起きたり、臭いやヒリヒリするなどの違和感を感じることもあります。

お口の乾燥が原因になることもあるのですが、遺伝やビタミン欠乏症、ストレスなどが原因とされています。
溝が気になってしまい、歯ブラシなどで頑張ってゴシゴシ磨きすぎてしまうとその刺激で傷になってしまう可能性があります。
ブラシで磨く場合はできるだけ優しく磨くようにしてください。
濡れタオルなどで優しく拭うのも効果的です。

③黒毛舌

黒毛舌とは、舌の表面に黒い毛のようなものが生えた状態のことをいいます。
見た目で「悪い病気では・・・」と思われがちですが、心配ありません。
これは、抗生剤を長期間飲まれることで起こることが多いです。
抗生剤によって、お口の中の細菌が殺されることで菌交代現象とよばれるお口の中の細菌叢が大きく変化することが原因で起こります。
抗生剤の他にも、ステロイド剤でも起こります。
他にも、胃腸障害や糖尿病、腎障害などが原因になることもあります。

いかがでしたでしょうか?
今回は『舌のさまざまな疾患』についてお話ししていきました。
症状がなければ治療の必要のない疾患になります。
その他、気になる症状などございましたら、どんなに些細なことでも構いませんので当院へご相談ください!

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