こんにちは!!愛知県江南市の寺沢歯科医院です!!
今回の歯の豆知識ブログの内容は『乳歯の段階でのすきっ歯』についてお話ししていきます。
大切なお子さんの歯並びはとても気になりますよね?
よくある質問の一つに、“お子さんのすきっ歯が気になる”といったものがあります。
今回はすきっ歯に問題があるのかどうか?についてお話ししていきます。
乳歯の段階でのすきっ歯は問題がない??
結論から先にお話ししていきますと、乳歯の段階でのすきっ歯は全く問題ありません!
というよりも、むしろ乳歯の段階ではすきっ歯の方が理想的です。
その理由は、乳歯と永久歯の歯の大きさの違いにあります。
すべての歯ではありませんが、奥歯を除く歯では乳歯よりも永久歯の方が歯の幅が大きいです。
ですので、乳歯の段階で歯と歯の間にスペースが確保されていないと歯の生え代わりの時に歯が並ぶための隙間が足りずに歯が重なるように生えてきてしまいます。
乳歯の段階でのこの隙間は、永久歯がきれいに生え代わるために必要なスペースなのです。
この隙間は乳歯が生え始めた段階で存在する場合もありますし、年齢が上がるに従って徐々に現れる場合があります。
あごの骨の発育状況によっても変化します。
あごの骨をしっかりと発育させてあげるためには、“しっかりと物をかみ切る”ということが大切になってきます。
あごに刺激が加わることで、あごの骨の成長が加速します。
のり付きのおにぎりや、とんかつなどのフライは前歯でかみ切る必要があるのであごの骨の成長促進に最適です!!
あごの骨の成長と歯並びとの関係は以前のブログでもご紹介しておりますので、気になる方は一度チェックしてみてくださいね。
今回の歯の豆知識ブログでは、“乳歯の段階でのすきっ歯”についてお話ししていきました。
もし、気になることがございましたらどんなに些細なことでも構いませんのでご相談ください!