抜歯をすることで出現する可能性のある症状や後遺症について

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こんにちは!!愛知県江南市の寺沢歯科医院です!!
今回の歯の豆知識ブログの内容は『歯を抜くことで出現する可能性のある症状や後遺症』についてお話していきます。
歯を抜く場合に起こるかも?と考えられるものをできる限りお話していきます!
事前に知っておくことで、安心して治療していただけたら幸いです。

どんな症状や後遺症があるのでしょうか?

では、考えられるものを挙げていきます。
・歯を抜いたことで傷あとが残る。
・歯を抜くことで痛みや腫れがでる。個人差はありますが、痛みのピークとして最も多いのが抜歯当日と抜歯後2~3日です。
・抜歯後の出血。出血が完全に治まるまでに2日ほどかかる場合もございます。
お薬の関係もありますが、血液をサラサラにする薬を飲まれている方の場合、つばに血が混じるような症状が2~3日続くことが考えられます。

・出血によって頬や首にアザができる場合があります。
まれに、アザができる場合があります。驚かれると思いますが、時間の経過とともに落ち着きますのでご安心ください。

・舌神経、下歯槽神経、オトガイ神経と呼ばれる神経の損傷によって神経のしびれ・知覚の麻痺の可能性があります。
ごくまれに、一生麻痺が残る場合があります。

・歯を抜いた穴が副鼻腔(鼻の穴の奥の空洞)とつながってしまう可能性があります。
その場合は出血や蓄膿症の可能性があります。

・抜いた歯の隣の歯が揺れたり、しみる可能性があります。
これは、歯を抜くことで一時的に歯ぐきが下がることで知覚過敏の症状がでたり、歯を抜く際に隣の歯に一時的な力がかかることで生じます。
時間の経過とともに落ち着くことが多いです。

・歯を抜くときにお口を引っ張るために、お口の角っ子(口角)が傷になったり、荒れてしまう可能性があります。
・ドライソケットと呼ばれる、治癒不全が起こる可能性があります。
歯を抜いたあとは、抜いてできた穴に血がたまりかさぶたを作り治っていきます。この過程がうまくいかずに骨がむき出しの状態になることで痛みが長続きすることがあります。

痛みや違和感が1~2週間ほど続くことがあります。
・あごの関節の痛みや違和感などの症状が出る可能性があります。
・歯の一部分が骨に完全に癒着してしまい、残る可能性があります。
歯の根っこと骨の中の神経の位置が近い場合には意図的に歯の一部を残すこともあります。

細かいことを言い始めるときりがありませんが、以上のようなことが歯を抜く場合に起こりうる症状や後遺症になります。
これ以外に、気になる点などございましたらなんでもおっしゃってください!

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