こんにちは!!江南市の寺沢歯科医院です!!
今回の歯の豆知識ブログの内容は『ハミガキ粉や洗口剤などのオーラルケア製品の種類』についてです。
薬局などでたくさん取り扱いがあるハミガキ粉や洗口剤・・・
オーラルケア製品はとってもたくさんの種類がありますよね?
今回はオーラルケア製品の大まかな分類や、それぞれの特徴をお話していきます。
目次
種類をおおまかに分けていきましょう!!
ハミガキ粉や洗口剤の性状によるおおまかな分類をしていきます。
①ペーストタイプ
②ジェルタイプ
③リンスタイプ(洗口液、液体ハミガキ)
④泡フォームタイプ
大きく分けると以上の4種類に分けることができます。
それぞれの特徴
①ペーストタイプのハミガキ粉の特徴
ペーストタイプのハミガキ粉は、一般的なものです。
ペーストタイプは発泡剤が含まれていることが多いので、使用後はお口の中がさっぱりしやすいです。
ペーストタイプのハミガキ粉はラインナップが豊富なので、むし歯予防・歯周病予防・知覚過敏症予防など・・・ご自身が気になる症状に合わせて選択しやすいという利点があります。
②ジェルタイプのハミガキ粉の特徴
ジェルタイプのハミガキ粉の特徴としては、うがいができないお子さまの場合はうがいを必要としないという利点があります。発泡作用はありませんので、ペーストタイプともその点が異なります。
また、ペーストタイプのものと比較すると粘度が高めに設定されています。
以前の歯の豆知識ブログ(根面う蝕)でもご紹介しましたが、歯周病などの影響で歯ぐきが下がることで、歯の根っこのむし歯になりやすくなります。そのような場合に、粘度が高いジェルタイプのハミガキ粉を歯間ブラシに付けて根っこに塗りつけるようにすると歯の根っこの虫歯や歯周病予防に効果的です!
③リンスタイプ(洗口液や液体ハミガキ)の特徴
液状のリンスタイプは口の中のすみずみまで広くいきわたりますので、歯以外にも歯ぐきや舌、頬などの粘膜表面にも効果が期待できます。
リンスタイプには洗口液と液体ハミガキの2つがあります。
(1)洗口液
洗口液はブラッシングを行ったあとで口に含んですすいで使用します。
口臭予防や使用時の爽快感などを得られやすいです。
ものによっては殺菌剤などの薬用成分を含んでいます。
(2)液体ハミガキ
液体ハミガキを口に含んだままブラッシングするか、口に含んでぶくぶくうがいをしたあとにブラッシングして使用します。
薬用成分を含んでいます。
④泡フォームタイプの特徴
ポンプを押すことで泡状になったハミガキ粉が出てくるタイプのものです。
泡がきめ細かいので、お口の中全体に行き渡りやすいのが特徴です。
一般的なペーストタイプのハミガキ粉と比べると市場に出回っている数が少ないです。
今回はオーラルケア製品のおおまかな分類・特徴についてお話していきました。
ご自身にあった製品を選んでいただけるとよろしいかと思います!