こんにちは!!愛知県江南市の寺沢歯科医院です!!
今回の歯の豆知識ブログの内容は『歯の生え代わりの際の不安・ギモン』についてお話ししていきます。
お子さんの歯のことで不安に思っていらっしゃる保護者の方は多いです。
その中でも、歯の生え代わりに関して不安に感じていらっしゃる方が多いように感じます。
「うちの子の友達はみんな歯が生え代わっているのに、うちの子はまだ歯が生え代わっていない・・・」
「乳歯の内側から永久歯が出てきたけどこれって大丈夫なの?」
といった質問は多く寄せられます。
今回はそんなギモンについてお話ししていきます。
すべてが当てはまるわけではありませんので、少しでも不安に思われることがありましたらご相談ください!
目次
歯の生え代わりのタイミングが遅い・・・考えられる原因は?
同級生の子たちと比べて、歯の生え代わりのタイミングが遅れてしまっていると焦ってしまいますよね。
考えられる原因にはどのようなものがあるのでしょうか?
①生え代わるタイミングには個人差がある
生え代わりが早い子もいれば、少しゆっくりの子もいます。少しずつでも、永久歯が頭を出そうとしているのであれば焦らなくても問題ないでしょう。
②生えるために必要なスペースがない。または永久歯がどこかに引っかかってしまっている。
歯にもよりますが、前歯に関して言うと乳歯よりも永久歯の方が歯のサイズが大きいです。
乳歯の段階で歯と歯の間にスペースがないと、永久歯が生えるためのスペースが足りない状態になってしまいます。
位置を変えながら永久歯が生える場合もありますが、引っかかってしまいなかなか歯が生えないなんてこともあります。
このような場合は、矯正治療によって歯を並べてあげる方法や、引っかかっている原因の乳歯を少し削ってあげることでスペースを確保する方法などがあります。
③歯ぐきが硬くて永久歯が頭を出せない
乳歯が抜けたものの、抜けた部分の歯ぐきが硬くなってしまい永久歯が頭を出せない場合があります。このような場合は、歯ぐきを切ることで永久歯が頭を出しやすくしてあげることも一つの方法です。
④そもそも生え代わるための永久歯がない
え?そんなことあるの??と思われるかもしれませんが、あるのです。
このような場合は乳歯とずーっと付き合っていく必要がありますので、より大切にブラッシングをしてあげましょう。
これらの診断は慎重にする必要があります。まずはレントゲン写真を撮影して生え代わるための永久歯があるかどうか?どこかに引っかかっていないか?ちゃんと歯が伸びてきているかどうか?などを診るようにしましょう!
今回は歯の生え代わりの気になるギモン①歯の生え代わりのタイミングが遅い場合の原因やその対処方法についてお話ししていきました。
次回は乳歯のベロ(舌)側から歯が出てきたけど大丈夫?というギモンについてお話ししていきます!