こんにちは!!江南市の寺沢歯科医院です!!
今回の歯の豆知識ブログの内容は『喫煙と歯周病の関係』についてお話していきます。
タバコが健康に悪影響を及ぼすことはみなさんご存知だと思います。
ですが、タバコは歯周病にも悪影響を及ぼします・・・
タバコを吸うことによる歯周病のリスクの違い
過去に数年にわたり、アメリカで喫煙と歯周病の関係を調べるために大規模な調査が行われました。
その調査の結果わかったことが、『喫煙者では歯周病に罹患している人が著しく多い』ということです。
この調査の結果によると、同じ年齢、性格、人種、学歴や収入であったとしても、喫煙者は非喫煙者に比べて3.97倍も歯周病のリスクが高いことがわかりました。
また、喫煙の量によっても差があります。
1日に9本以下の喫煙者と非喫煙者を比較した場合、歯周病のリスクが2.79倍です。
それに対し、1日に31本以上喫煙する人の場合ではリスクが5.88倍と、2倍以上にリスクが増加しています・・・
また、驚くことに受動喫煙であってもリスクが高まるのです。
家庭や職場で受動喫煙にさらされている人は、歯周病のリスクが1.6倍になるとされているのです・・・
この結果を見てもわかるように、タバコを吸うことは身体だけでなく歯周病の最大のリスクとなります!!
もしも、禁煙するかどうか迷われている方がいらしゃいましたら健康のためにも喫煙を試みてはいかがでしょうか??
次回の歯の豆知識ブログでは、タバコを吸うことでお口の中にどのような変化が起こるのかをお伝えしていく予定です!!