こんにちは!!愛知県江南市の寺沢歯科医院です!!
今回の歯の豆知識ブログの内容は『親知らずが生えてくるタイミング』についてお話ししていきます。
親知らずとは前歯から数えて8本目の歯のことを言います。
生まれつき1本も親知らずがない人もいれば、4本とも生えてくる人もいます。
今回はそんな親知らずについてお話ししていきます。
目次
親知らずが生えてくるタイミングとは??
上下の親知らずでもタイミングは異なりますし、個人差も大きい歯になります。
20歳前後のタイミングで歯が頭を出してくることが多いでしょう。
親知らずという名前の由来はなんなの??
先ほどお話ししたとおり、親知らずは20歳前後で生えることが多いのですが、この年齢は昔では親と死別していることが多かったことから“親知らず”という名前が付いたようです。
親知らずは抜かないといけない歯なのでしょうか??
親知らずがある=抜かなければいけない とはなりません。
親知らずがあることで、問題が起きることが多いために抜くことを勧められることが多いのです。
まっすぐ生えてきてくれると問題が起こることは少ないです。
ですが、親知らずは歯ブラシが届きにくい部分になりますので、虫歯や歯周病の原因になりやすいのです。
また、近年は傾向的にあごの骨がシャープな形をしている若い方が多く、親知らずがまっすぐに生えるために必要なスペースが足りないことが多いのです。
スペースが足りないとどのようなことが起こると思いますか??
正解は・・・真横に生える です。
真横に生える親知らずはとてもやっかいです。
歯のかむ面が手前の歯にぶつかる形になりますが、この部分に物が詰まりやすくなるのです。結果的に、虫歯や歯周病の原因になりやすく、いやな臭いや痛み・腫れの原因になってしまいやすいのです。
真横に生えようとすることで、手前の歯が押されてしまい、歯並びが変わる原因になったりもします。
きれいに生えてくれるといいのですが、生え方によってはとてもやっかいな存在になってしまいます。
まとめ
今回の歯の豆知識ブログでは、“親知らず”についてお話ししていきました。
もし、親知らずを抜くことを検討されている場合は、あごの骨や歯ぐきの回復が早い20代、30代のうちに歯を抜くことをオススメいたします。
生え方や、歯の根っこの形、骨の中の神経との位置関係などによっても、口腔外科の専門の先生をご紹介させていただく場合はございますが、親知らずで困っている方は一度当院へご相談ください。